河川調査の会合に参加してきました

日誌科学 2017年06月23日(金)

地域おこし協力隊の小笠原です。

 

室戸ジオパークでは現在、調査活動として動物調査、河川調査、植物調査の3つを行っています。本日は、河川調査について協力して下さってる住民の方々との会合に参加してきました。

 

河川調査では、河川流域の環境をみていくために昨年から大きい川の透明度を測っています。簡単に扱える透視度計という道具を使って、大雨が降ったり台風の後などに数日間測ります。どれくらい濁って、その濁りがどのくらいの期間でもとにもどるのかを見ていきます。また、水生生物の調査なども児童たちと一緒に行っています。

 

今回の会合では、調査状況を記入した用紙の受け取りや、今までにいただいたデータから見えてきたことを報告したり、担当している川について最近の状況を聞いたりと、内容の濃い時間となりました。

 

まだ始まったばかりの調査で、基礎的なデータを集めているところです。川には、森も含めた生態系の状況があらわれてくるのではないかと、地理の専門員が言っていました。こつこつと続けていくことで、見えてくるものがあると信じています。

 

興味がある方は、ぜひ室戸ジオパーク推進協議会(0887-22-5161)に声を掛けてくださいね。

 

 


pagetop