5日間の研修で感じた、室戸の魅力

日誌 2017年06月01日(木)

東京から、研修で室戸へ来た方が、期間中に室戸を回って感じたことをブログに書いてくれました。

 

 

こんにちは!
室戸世界ジオパークセンターにお世話になっている大森です。
 
実は私、仕事の研修でここ室戸のジオパークセンターにやってきました。
室戸にやってきてちょうど5日、、、
大阪出身、東京在住ということで、室戸はどんなところなのか全く分からずに研修をさせて頂くことになりました。
ジオパークセンターでは、室戸市の観光資源の見学や体験をさせて頂いた上で意見交換や業務のお手伝いをさせて頂いております。
 
たった5日しか経っていませんが、すでに室戸市が大好きになっています、、、
そのわけは何か。
今回は、室戸初心者の私だからこそ伝えたい、室戸の魅力をお伝えします!
 
室戸の魅力①スケールのでかい自然と歴史
地球規模の現象により、何万年もの年月をかけて出来た地形。大きさと時間という、この二つの意味でのスケールのでかさを、私は声を大にしてアピールします!!
(「何のこっちゃわからん!」という方は、ジオパークセンターへお越しください、、、)
ちなみに、この魅力をわかりやすく感じたい方には室戸岬をおすすめします。
室戸岬では遊歩道が整備されており、看板の解説を頼りに歩いて行くと、実際にどうやって室戸の地形が出来上がったのかが直感的にわかるようになっています。ガイドツアーもあります。
 

 
室戸の魅力②新鮮な海の恵み
カツオのたたきに代表されるように、室戸では新鮮なお魚を食べられます!
寿司や海鮮丼、煮付けに刺身、、、考えただけでよだれが出ます。
特にカツオのたたきなんかは歯ごたえは弾力があり、噛むと口の中に魚の甘みがじわっと広がります。
、、、と、ここまではよくあるPRだと思いますが、ここでさらに推したいのが、アクアファームとドルフィンセンターです!
アクアファームでは海洋深層水の取水/脱塩等が行われており、取水の際に入り込んできてしまった深海魚の保護も行っています。
そこでオオグソクムシを触らせてもらったり、脱塩処理をした水も飲めたりするので、是非隠れスポットとして行ってみてください。
続いてドルフィンセンターでは、イルカに触ったり泳いだりできます。しかも海の一角を区切ったところがイルカの遊び場なので、おもちゃで生き生きと遊んでいるイルカを見ることができます!大事なことなのでもう一度言いますが、高知県室戸市ではイルカと一緒に泳げます!!!!
 
室戸の魅力③住人の文化
先ほど挙げたような地形の上に、室戸の人々は生活を築き上げていきました。
山の方に行くと、平らになったところに広がる畑と田んぼ。海岸線を走ると見えてくる漁港。
さらに、よそから来た私みたいな人間をも温かく迎え入れてくれる懐の広さ。
自然の雄大さに加え、この人間味/人情味が室戸市の魅力です。
 
ここまで室戸市の魅力を伝えてきましたが、これらの魅力は独立して存在しているわけではなく、リンクしています。
だからこそ、魅力を伝えるのが難しい!
いま室戸では高齢化や人口の少なさ、どう観光客をどう呼び込むかが課題となっていますが、この5日間を通して思ったのは「室戸に来ない人生は損だ」ということです。
実際、四国や高知県の旅行ガイドブックを読んでみましたが、たしかに新鮮な魚介類グルメといったポイントはあるものの、そういったポイントが本当に「点」になっているように感じました。
しかし、実際に室戸市に来て思うのは、「室戸の魅力を「点」に集約することなど出来ない」「実物をみて初めて感じる魅力がある」ということです。
ただ「とっかかり」として室戸の魅力やポイントが必要なのも事実、、、
伝えたいのに伝わらない!もどかしい!笑
 
この記事を読んでくださった皆様には、以上を踏まえて室戸市へお越しくだされば嬉しいです。
(1日だけでもドライブがてら来てくだされば、、、遠すぎるかな、、、)
 
では、室戸市への感謝をこめて、今日の記事を終わらせて頂きます。
さようなら〜


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