コラム

室戸をひとつまみ 3

2011年04月29日(金)

Aです。今の室戸は、まさに『草木萌える』という言葉がピッタリ。普段から、大地のダイナミックな動きのわかる場所ですが、今はまさに、パワーが草木の若芽や若葉を通して、天に届こうとしているかのようです。
特におもしろいのが、アコウという植物。空気中でも伸びる気根という根っこが、タコの足のように見えるのが特徴です。それだけでなく、今室戸岬では、何本もあるアコウの木がいろんなちがった姿を見せてくれてるんですよ。葉を落としきった枝先に、芽らしきものが出始めたばかりのもの。その斜め前には、茂った(去年の?)葉っぱがハラハラと落葉してるものがあったり。芽も赤っぽいものもあれば緑っぽいのも。その根元に小さな実の様なものがコロコロついてるもの。さてこれは、本当に実なんでしょうか?それがずいぶん大きくなって、ピンク色になってるものも…。(下の写真は全部同じ日に撮ったものです。)

はなびらのように地面に落ちてるのは、何なんでしょう?実は花びらではないんですよ。実際に来て、見てみてください。

連休にはいろんな催しが目白押しの室戸岬。皆さんぜひ、イベントを楽しみながら、自然に浸りに来て下さい。大地のパワーも植物のパワーも満喫できること請け合いです!

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