タフで可憐

2011年08月30日(火)


アズです。先日、室戸岬のみくろどの前の道路際で、ハマアザミの花(紫色)が咲いているのを発見。

ハマアザミは、学名 Cirsium maritimum Makino といい、高知県の植物学者、牧野富太郎博士が命名したキク科の植物です。高知県では、海浜植物として海岸沿いの道端や砂地によく生えています。ハマアザミの根っこは土佐料理としての材料となっています。味はゴボウのような味なので、別名「ハマゴボウ」とも呼ばれているそうです。
このハマアザミは、数年にわたって生きる植物「多年草」です。

この日は、ハマアザミの紫色の花弁があちらこちらで見られ、残暑の中を精一杯生き抜く姿が印象的でした。
ハマアザミを見つけた時の室戸岬は、台風11号と12号の影響で波が高く、可憐に咲いているハマアザミのところまで強烈な潮風が吹きつけている状態でした。
こんな過酷な環境の中でも立派な、そして可憐な花を咲かすハマアザミや海浜植物たち・・・そのタフさや可憐さを、女性として、私も見習いたいものです。

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