さつまいもでお礼

2011年12月01日(木)

どうも。柴田です。

今日は、朝9時半より加領郷(かりょうごう)小学校の5・6年生の野外学習でした。最初にビジターセンターで海底地形を見たり、実験をしたりと下準備をしてから、行当岬に行きました。

「ここから見えるもので、不思議なものある〜?」という質問を何度かしたためか、子どもたちの好奇心が急上昇。なかなか気づかないものまで見つけるようになりました。ビックリしたのは、鉱物脈に対する観察で、割れ目に沿って脈が入っていることや、雁行配列になっていることまで気づくんだから、すごい。つくづく、地質って目が大事だなと思いました。観察力は「見える」と「その不思議さが分る、気づく」の二つないといけないのですが、僕は「気づき」の手助けをしているのかなと思います。

さて、この子どもたちのお礼は今までになかったものでして、「僕たちがつくったサツマイモです。どうぞ。」っと恥ずかしそうに持ってきてくれました。嬉しい!!しかも、市役所帰ってきたら、市の職員の方が「一人暮らしやろ。ふかしてきて持ってきてあげる。」と!これも嬉しい。嬉しいこと続きの野外学習でした。

そうそう、この日の行当海岸には、駐車場から浜へ投げ入れたゴミが多くて困りました。「コンビニで買う→駐車場で食べる→目の前の海に捨てる」というのが分るようなゴミで、漂流物のように海水で濡れているわけでもありません。さて、どうしようかと思った時に子どもたちが「拾おう」とつぶやいたので、一緒になって拾うことにしました。ゴミを捨てたら、誰かが拾うことになる。しかもそれは、子どもだったりする。

ジオパーク云々、まちづくり云々の前に、自分のゴミは持ち帰るっている普通の事できない人が居る事を残念に思いました。


pagetop