懐に抱かれて。

2011年12月12日(月)

アズです。
この前の土曜日(10日)、佐喜浜川の上流、段の谷山に登ってきました。
前回の登山時(10月22日)の天候と違って、晴天でした。
最初は寒かったんですが、段の登り口からテクテク登っていくと、体があったまってきました。ところどころにシダ植物やコケ植物の群生が生えており、前回よりもマジマジと観察することができました。
また、一緒に登山した子供たちは私の持っていった道具(ハンマーやルーペ)で石ころ探しに夢中の様子。落ちている石ころ(石英)を見つけては、興味津々に観察していました。
30分くらい歩いていくと、天然杉の巨木が見えてきました。巨木を見つめながら、同行していたY専門員が一言。
「(天空の城ラピュタの)巨人兵(ロボット兵)みたいだ」
確かに!!巨人兵がシータ(ラピュタの王女)に手を差し伸べている姿に瓜二つ!!巨人兵の登場テーマ曲が流れてきそうです。

また、子供たちもその表現に負けず劣らず、倒れた杉の巨木を見つけて、「トリケラトプスだ」と表現。みんな、感性豊かだなあ。

登山途中で昼食休憩を行いましたが、樹木に囲まれての食事は清々しい気分になります。ゆったりした時間を過ごした後、大杉へ向かいました。
大杉は二又に分かれています。その二又に分かれている部分に座ると、そこは別世界・・・まるで森の住民になった気分です。

自然の中にできた癒しの空間。その空間の中で何もかも忘れて、大杉と一体になる瞬間でした。
二又の部分から降りると、根の部分に洞穴があいてます。子供たちが楽しそうに洞穴に入ってました。

これは、私も入らねば!!!

ということで、大杉の懐に抱かれるべく、洞穴に入ってみました。まるで小動物の気分。これで、毛布でもあれば、寝れるんだけどな〜。
森の長老(だと勝手に思っている)大杉の懐に抱かれると、人間なんて、ほんのちっぽけな存在だということがわかります。
長老、ちっぽけな私たちを抱いてくれてありがとう。元気でました!!

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