コラム

室戸高校ジオパーク学 佐喜浜ツアー

2013年12月06日(金) ジオ旅教育

室戸高校のジオパーク学では、先日の吉良川ツアーに続き、11月27日には、佐喜浜ツアーが行われました。 夏から学校や現地での準備に何度か同行してきたので、どんなツアーになるのかとても楽しみです。佐喜浜出身の二人が、地域の人の話を聞きながら、自分たちの知っていたことをさらに深く理解したり、まったく知らなかったことや新たに気づくことがあったり、時間をかけて準備してきました。獅子舞を練習中の中学生たちにインタビューしたときは、久しぶりの中学校訪問に「なつかしい~」と盛り上がっていました。 がんばって準備をしてきたツアー、いよいよ本番開始です。 P1150107_R

初に訪れた佐喜浜生活改善センターでは、ジオパークの看板をうまく活用して説明してくれます。 P1150122_RP1150129_R 前半はかなり緊張していた二人ですが、タコ焼き屋さんの前に停まった頃からは、かなり緊張もほぐれてきて、質問にもすらすら答えてくれます。 事前に準備していた写真も効果的です。「私たちもよく来ます」「好きなのは、ペーチーズです」 P1150137_R 八幡宮に着いて、まずは、お祭の説明。「さっきのタコ焼きはいつ食べるのかな」と少し心配になってきた頃、「神祭のときには、桟敷席でお料理を食べながら、獅子舞や俄(にわか)を見ます。みなさんも桟敷に座った気分になって、タコ焼きをどうぞ」と素晴らしい演出! sDSC_0584_R sDSC_0578_R 「岩佐の清水絶え間なく 流れてついに海となり 佐喜浜の砂つもりては 野根の山ともなりぬべし」という佐喜浜小学校の校歌は、「ジオパークにぴったりの歌ではないでしょうか」というコメントとともに紹介されました。 今回のツアーは、どこでどんな案内をするか、よくプランが練られていて、インタビューした内容も、説明にうまく挿入されていました。これまでの下調べと準備が活かされた充実したツアーでした! 室戸高校ジオパーク学、今後もますますおもしろくなりそうです。

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