水産をやりたい自分には、
室戸が、“ 新宿”だった。

岡山市で生まれ育った海大好き少年が、水産をやりたくて高知大学へ。
栽培漁業学科(現:海洋生物生産学コース)を修めた蜂谷潤にとっての憧れの地は、
まさに海洋深層水のメッカ、室戸の海だった。
2000年に、「大学ビジネスプランコンテスト」で文部科学大臣賞を受賞。
青のりの養殖で出る排水でアワビを育てるというアイデアから生まれたビジネスプランで、
「室戸のために頑張っている」と地元に認知された。
市役所の協力も得て、室戸の地域資源をブランドとして広めるための拠点
「一般社団法人 うみ路」を立ち上げる。
リアス式でもない室戸で魚貝を養殖するために、「陸上殖」のノウハウを開発。
その排水で海藻を養殖すればいいと気づいた。
まさに環境負荷も少なく、持続可能な仕組みである。
「室戸岬では海洋深層水が湧き出ている。
その豊富な栄養分が海藻にとってベストな環境をつくる、という強みがあったんです」
夏は毎日のように海に潜り、去年より海が汚れて海藻が減っているのを憂えた少年は、
海藻が戻れば海もきれいになる?そう考えた。
数年の後、それが現実のものに。
いまでは10人のスタッフとともに、県内はもちろん全国へ、海外へも情報を発信する。
休みの日は何をしていますか?と尋ねると、
「海に行って海藻をとっています」。
陸上殖のパイオニアとしての誇りと使命感が、
海辺の町を舞台に、年中夢中を楽しんでいるようだ。


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