室戸の魚が好き。
見て、買って、さばくのが大好き。

満州から引き揚げてきた祖母が、最初に始めたのはうどん屋さん。
父母の時代に料亭から釜飯屋に商売を変えてきた。
3代目の高瀬成浩が正式にのれんを継いだのは、10年前。
今でも忙しい時には、先代も板場に立ってくれる。
「外の人には出せない味」を守って、今では家族経営に落ち着いた。
妻とのなれそめは、「見合いと恋愛の中間」とか。
結婚当初はバブル絶頂期。従業員も多く休みは少ない。
子どもたちも小さい頃にはよく店の中で遊んでいたので、
お馴染みさんからは「へぇ、もう大学生になったかねぇ」と驚かれる。
地元に支えられてきた店だ。
板前である夫は、職人気質で一本気。
「ふだんは寡黙だけれど、お酒が入ると陽気になります」と語る妻は、自称“はちきん”。
向日葵のような笑顔のひと。
店には、夫が釣った魚の魚拓が飾られている。
室戸の魚が大好きで、休日には自ら竿を持って出かけている。
仲がいいので、旅行はいつも両親と子どもも一緒が多い。
全国で出会ったおいしい味を参考に、時代に合わせてメニューも増やした。
一番人気は、季節の釜飯と鳥もも肉のタレ焼きだ。
先日は、2週間かけて四国をまわるというオーストラリアの旅人が2日連続で訪れた。
お礼のエアメールには、「ARIGATO」の文字が。
家族で守る室戸の名物、その評判が、海を越えた。


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