プールに入って歩くだけ。
海洋深層水のちからを 全身で味わえます。

「シレストむろと」は、室戸海洋深層水1 0 0 % の温泉施設。
体温に近くからだに負担のかからない設定の温水プールで、
高知大学医学部の研究に基づいた指導のもと、さまざまな水中運動プログラムに参加できる。
支配人を務める尾野博英は神戸生まれ。
京都で大学時代を過ごし、大阪の鉄を扱う商社に就職。
その会社が、春から施設の指定管理者になり、白羽の矢が立った。
車で徳島から室戸に入ると、まず絶景に圧倒された。
「真っ青な海と、海からせり上がったような山の姿は、何度見ても新鮮です」。
さっそく水中ウォーキングを体験し、海洋深層水は、飲むだけでなく全身を癒してくれると確信。
地元だけでなく他県から、ひとりでも多くの方に体験してもらいたいと、イベント企画にも熱が入る。
「とにかくスタッフの問題意識が高い。その声を形にするのが私の役目」と始めた、
レストランの「日曜バイキング」も滑り出し上々だ。
「利益を生み出し、還元すること」にこだわり、
学生時代以来というサービス業に新たな楽しみを見出す、いまは“通いの室戸びと”だ。

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