“今のままじゃいかん!!”を、
慎重に、形にしていく。

室戸にひとを集め、町を元気にしたい。
その思いで始まった「室戸ジオパークトライアスロン」が、2018年には4回目を迎える。
「こんまい時から知っちゅう仲」の30名ほどからなる商工会青年部も、実行委員として参加している一大イベントだ。
鯨舟競漕(くじらぶねきょうそう)大会や週末のマルシェなどにも、積極的に協力する。
店舗や会社を経営する室戸びとが、業種に関わりなく会員となり、お互いの事業や地域の発展のために活動するのが商工会。
45歳までが青年部。
その上は親会と呼ばれる。
上も下も隔てなく室戸のこれからを語り、知恵を出し、時には酒を飲みながら、また語る。
「“今のままじゃいかん!!”と、飲みながら話すと、けっこういいアイデアが出る。(覚えていないこともあるが)
こんな席からトライアスロンの話も始まった」と、青年部OBでもある富岡会長。
世界が認めたジオの自然、海産物、そしてひと。
自分たちが大好きな室戸を、たくさんのひとに体験してもらいたい。
その思いで、宿泊施設の整備やジオパークをアピールする旅企画など、外からの意見にも耳を傾けながら、形にしようと奮闘する。
「進み方はじっくり。ウサギでなくカメです。いい意味で!!」


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