コラム

出前授業 in 佐喜浜中学校

2011年09月16日(金) 教育自然科学

アズです。今日は佐喜浜中学校(室戸市佐喜浜町)で出前授業を約2時間行いました。
お相手は、佐喜浜中学校2年生11名。
佐喜浜は、室戸の東に位置する「山」、「川」、「里」に宝物がいっぱいあふれているまち。その地元の良さを知ってもらうと同時に、その佐喜浜がどのようにしてできたのかをわかってもらうための授業です。
今回は、「佐喜浜のまちってどんなところ?」というお題で約1時間授業を行い、後半1時間で佐喜浜のまちの成り立ちがわかる紙芝居づくりを行ってもらいました。
学生たちは、やんちゃな子や物静かな子など様々。「室戸って言えば、何?どんなところ?」と聞くと、「田舎!」という答えが。「実は違うんだな〜っ!」・・・というような内容で、授業は始まりました。
授業内では、様々な意見が飛び交いました。中には、私の知らないような情報も・・・その中で印象的だったのが、佐喜浜の入木分校(佐喜浜小学校の分校、現在は廃校)でもウバメガシが生えているという話を学生さんから伺いました。なんだかんだ言って、やっぱり、地元のこと、知っているじゃん!!
今回の授業のキーポイントとなったのは、皆の学び舎、佐喜浜小学校の校歌です。この校歌は、まさしく、佐喜浜という土地の成り立ちを見事に表している歌なのです。

<佐喜浜小学校校歌(1番)>
岩佐の清水絶え間なく
流れて遂に海となり
佐喜浜の砂積もりては
野根の山ともなりぬべし

前半の授業が終わり、後半の授業に突入。前半の授業をいかして、いよいよ紙芝居づくり。画を描く子、文章を作る子、皆が書いた紙芝居を発表する子にそれぞれ分かれて、みんなで紙芝居を作りました。
きれいに色鉛筆で画を色付けし、紙芝居は完成。そして、発表です。一枚一枚の紙芝居をめくり、発表を行うたびに歓声があがりました(そして拍手も)。皆、自分たちの作った「紙芝居」気に入ってくれたみたいです。
約2時間の授業でしたが、あっと言う間に終わり、和気あいあいとした楽しい授業でした。みんな、ありがとうね〜。そして、地元(佐喜浜)の成り立ちを忘れないでね〜。


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