シロのないた海

2011年10月25日(火)


アズです。
室戸ジオパークの特徴の一つとして、地震により盛り上がる土地(隆起)があります。100〜150年に一度、繰り返し起こってきた巨大地震などにより今の室戸は形成されました。
しかし、その地震は揺れや津波により、室戸を始め、多くの場所で被害をだしてきたものです。
今日は、繰り返し起こる南海地震に関する絵本を紹介したいと思います。

「南海地震津波の絵本 シロのないた海」

この絵本は、徳島県海部郡海陽町浅川という町を舞台にした、実際にあったお話を絵本にしています。前回起きた、昭和南海地震(昭和21年12月21日)の時の被災した人々の様子が描かれているお話です。

地震により生じる津波ーその瞬間に人々がどのような行動をとるのか、という情景が非常にリアルに描かれています。
この絵本を読んで、来るべき南海地震にどのように立ち向かっていくのか、私たちはもっと考えなければならない、そう思いました。

この本は、室戸ジオパークビジターセンターと室戸ジオパークインフォメーションセンターに置いてあります。是非見に来ていただいて、今一度、災害にどのように自分自身が立ち向かっていくのかを考えてみてはいかがでしょうか。

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