海洋と地球の学校だよ(JAMSTEC)
2013年02月12日(火)
みなさん3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、ガイドさんの会議のお手伝いをしたり、家の庭の草刈りをしたり、岩を観察したり、お弁当をつくったり(今月から弁当になったのです!)となかなか充実した3日間でした。その中でも岩の観察は、来月19日〜23日に開催される「海洋と地球の学校」の準備でした。これは、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の広報事業として毎年開催されていて、4年前にも四国で行われました。今回は、室戸ジオパークもばっちり関わらせていただくことになっています。一般参加も可能との事なので、気になる方はぜひご参加ください。(http://www.jamstec.go.jp/j/pr/school/008/index.html)
さてさて、その下見の様子です。あれ?岩の上に誰かいる???何をしているのでしょう?岩の観察は観察でも、私たち地質学者とはちょっと違って、、、、
ここは、室戸岬です。上の岩の上で作業をしてらっしゃる方は、カンバスに向かって絵を描いてらっしゃいます。芸術とジオパーク。すげー重要ですよね。
下は、日沖港です。左の4名は岩に興味がありますが、右の二人は、もちろん魚に興味がある方です。彼らが立っている岩は、枕状溶岩といって、海底で噴出したマグマなのです。どんなふうに噴出したものかというと、、、、(動画)ね、、、すごいでしょ。海底でできた岩石が、隆起してここにあるのです(厳密には、隆起した後、山の上からゴロゴロと転がってきて、ここにボチャ〜ンと落ちてきたものなんです)。
これは、三津の深層水研究所の前の岩石。濃い色の部分が元々マグマだった部分で、白っぽいのはマグマにジュ〜っと焼かれてしまった砂岩です。こんな境目も簡単に見れちゃう!
岩の上で色々なことをしている人がいるのが、室戸ジオパークです。絵を描いても、写真を撮っても、岩の科学的な観察をしても、楽器を弾いても、お弁当を食べても、、、、でもほんのちょっぴり、岩に興味を持ってもらえると私は嬉しかったりします。もっと詳しく知りたい!そのほうがもっと楽しめるかもって思った方は、海洋と地球の学校やガイドツアーなどに是非ご参加ください。ではでは。
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