研究集会:伊豆半島ジオパーク①
2013年03月12日(火)
どうも、柴田です。
長い出張でした。伊豆半島ジオパークで開催された、地質漬けの研究&研修集会に参加してきました。ジオパークにある岩石や植物のそれぞれ一つ一つの分かり易い説明をするためには、やっぱり研究が必要です。岩はそこにあっても、よく調べられてない部分が沢山あるのです。「石が近くにあるから、いつでも研究できるでしょ。」とよく言われるのですが、やっとこさ来年度から研究ができる時間が作れるようになりそうです。
今回は、この研修会の真面目な部分を紹介します。次回は、ジオガシについて紹介したいと思います。ご期待くださいね!
今回の研修会は、九州大学の清川先生(高知大の大先輩)が企画されたものでした。伊豆半島で開催されたので、一般向けの講演会も開かれ、僕も室戸ジオパークについて紹介しました。
この講演会の後、楽しく刺激的なプログラムが続くのですが、、、、
参加者は、主に大学生で、全員が自分の研究についての発表を行います。しかも、朝8時半〜夜中の12時前までかなりハードです。これだけ長い間、話を聞いたり考えたりし続けるのは久しぶり!同じ地質の分野とはいえ、ちょっと違うと頭がすぐについて行かず、かなり大変でした。すごい刺激をもらいました。
発表会が終わると、、、巡検です。人のサイズ分かりますか?伊豆半島の海岸線の岩は、火山のかけらや火山灰でできています。
岩の表面には室戸でも見られる塩類風化(タフォニ)です。
有名な観光地である堂ヶ島にも行きましたが、さすが地質学者の集まりです。他の人と行くところが違います。波の向こうの岩山に人が見えますか?あれは、清川先生です。
清川さんに続けと、渡る学生達。地質学は頭も使うスポーツではないかと。。。
いい景色があると聞けば、長い階段だって登ります(雲見)
そんな巡検中に見つけたホットするパネルです。ここのスタッフさんがジオの案内をするよと書かれています。横にあるのはツワブキ。室戸と似た食生活ですよね。
ここにも。手作り感いっぱいですが、なんとか伝えたいガイドさんの想いにジ〜ンとなりました。
さらに、ここの露頭は(枕状溶岩と岩脈です)、地域の人が管理しているのです。
草ぼうぼうで荒れていた場所の草刈りを地域の方々が行っています。住民力、やっぱすごい。
さてさて、次回はそんな伊豆半島ジオパークの方々が開発した、美味しい商品について紹介します。
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