2010年07月14日（水）

吉良川の街並みの写真の一部です。

激しい風雨に耐えて、100年以上もつ家を作る。そのためにここの建物に施されている工夫を見ると、土地の大工さん・左官さんの気概とこだわりが伝わってきます。
外壁のしっくいの表面を鏡のようにピカピカにするのは、どうやってやってるの？
塀の石を積むとき、頑丈な積み方と崩れやすい積み方の違いは？
蔵が火事になったとき、中の品物を燃やさないための工夫って何？砂利がつかわれているのはどうして？

台風の強風に耐えるための、特別な瓦のふき方って？

ぜひ、実際に行ってガイドさんの説明を聞いて、発見してください。へえ～っと感じ入ります。
知るって楽しい、って、きっと思ってもらえると思います。

そうそう、それからコレを見せてもらいました。コレ何だと思いますか？

ムクロジという木の実の皮を剥いたら、中に入ってるのがコレ。お正月の羽根つきの玉に使われるそうです。
皮は水をつけてこすると泡立つそうで、昔はせっけん代わりにつかわれたとのこと。

iPhoneと、伝統的な建築と、自然と。おもしろいつながりを体験した日でした。

この講習への参加者が作られたCM作品の一押しのものです。私もこういうのが作りた〜い！