ご縁

2010年10月04日(月)

Aです。先週の土曜の話ですが、ボランティアガイドの勉強会の一行と室戸岬の遊歩道を歩いていると、若い女性の外国人お遍路さんとすれ違いました。
メキシコから来た方だそうで、軽い挨拶ぐらいをして、別れました。
そしたら日曜日、図書館の近くに車をとめようとしたら、なんとそのお遍路さんが歩いているではないですか。
また会いましたね~と話してみると、インターネットのできる場所を探しているとのこと。
結局、一緒にお遍路さんをしてる旦那様も来て、インターネットを使いながらいろいろ話をしました。道中で疑問に思ってたことを次々聞かれたり、お遍路さんが宿泊できる場所の一覧を英語になおしてあげたりしたんですが、その時言ってたのが、
「室戸は、津波の時の避難経路のマップとか、地震の対策がすごくシッカリしてるのがスゴイ。私の出身の島はハイチ地震の起こった所からそう遠くないけど、こういう対策は何にもしてないから、いきなり被害を受けるだけ。」
国に帰ったら、よそではこんな風にしてるって知らせてやりたい、と言ってました。
室戸のそういう所を見てくれていってる人もいるんですね~。
どうしてお遍路さんをしようと思ったのか聞いてみると、他にも理由はあるけど、ただの観光と違う発見や出会いができるのが大きい、とも言ってました。

いい人にたくさん出会って、室戸の、そして日本のいい思い出を、いっぱい持って帰ってもらいたいものです。

(ちなみに、写真はこの話とは関係ありません。)


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