【お知らせ】Rock on the Rock(5/7) 吉良川公民館にて開催
連休最終日である5月7日(日)11:00から吉良川町御田八幡宮で開催予定だったイベント・Rock on the Rockですが、当日が雨予報のため吉良川公民館で開催予定です。
Rock on the Rock
【開催日時】5月7日 11:00~15:00
【開催場所】吉良川町・吉良川公民館ホール(吉良川町甲2396)
※雨天のため、吉良川公民館での開催になります。
【催事内容】高知県内高校生バンド6組の演奏
※雨天時は屋内でのイベント開催になるため、飲食ブースの出店はありません。
詳しくはRock on the Rockの公式インスタグラムアカウント(@rock_on_the__rock)、
または下記チラシをご覧ください(チラシ画像をクリック)。
昨年(2022年)夏から地元の高校生たちが準備を始めた野外音楽イベントRock on the Rock。
室戸ジオパーク推進協議会は後援団体として、その当初から高校生たちの運営準備に関わらせていただいていました。
イベント運営に携わる高校生は8名。
室戸高校に入学したら何かしたい、何かできると思っていた。室戸の地域全体と協働で、おもしろいことしたいと思っていた。でも、ちょうどコロナ禍とぶつかってしまって、思ったような活動は学校内でストップしていた。室戸高校生としてではなくて、「室戸に住むわたし」として若い世代が「室戸も楽しいやん」と思うようなイベントを高校の枠を超えてやりたいと思った。そのテーマは音楽にしたい。自分たちが興味のある音楽は、人の心を動かす力があることに、音楽部での活動を通じて気づいたから。じゃあイベントの場所は吉良川にしたい。吉良川は僕が生まれて、今も住んでる場所。吉良川の町の中でわたしたちが企画するイベントができて、わたしたちが聴く音楽がライブで流れるっていいやん!
というのが、このイベントのきっかけになった彼らの思いです。
「室戸に住むわたしたち」という立場で、学校の枠を超え、地域の方々の協力を仰ぎ、高校生8名と室戸ジオパーク推進協議会を含む地域で活動するNPO団体等に所属する5名とで、実行委員会を発足させました。
大人5名が実行委員会に参画していますが、本当に「アドバイスだけ」に徹してきました。
今回の音楽イベントは県内の高校生バンド、室戸市内の飲食店と高知県全域で移動販売をするキッチンカーの出店を予定していました。
そうした出演者、出店者への連絡、ステージとなる御田八幡宮の使用許可、必要な備品調達、会計、その他申請書類作成等、すべて高校生だけで行いました。このイベントは地域の皆様の協賛金をいただいて、運営費とさせていただいています。その協賛金をいただくために地域の事業者さんに、イベントの趣旨を説明して回ったのも、高校生たちだけです。
「自分たちの思いを形にしたい」という強い気持ちがあるからこそ、学校生活と並行してここまでのことを成し遂げてこれたのだと思います。大人の視点から見ていると「これはもうダメかもしれない」という場面が2回ほどあって、そのときはかなり厳しい言葉もかけました。でもそのたびに「いや!やる!」と必死でやりきったことで、5月7日にイベントを迎えられるまでになりました。
準備をする中で普通に高校生活を送っているだけでは出会えない地域の方に会えて、いろんな事業者さんがいることも知ることができたと思います。残念ながら雨予報で、御田八幡宮での開催がかないませんでしたが、これをバネに「次こそは!!!!」と思う気持ちを強くし、今回限りの取り組みにならないように続けていってもらいたいです。
ちなみに…。
イベント名である“Rock on the Rock” の “the Rock” は、ジオパークを意識して名付けているとのことです。“the Rock”と限定することで、「わたしたちが住んでいる大地の上で」というメッセージを伝えています。
実行委員会メンバーであるNPO法人吉良川町並み保存会の役員会に参加し、イベント準備の進捗状況を報告中。「これはどうなっちゅう?」「俺らは何をしたらいいがな?」と質問をいただくことで、準備不足の部分に気づけました。
室戸市って今、高校生が(小中高生が)自由に集える場所がないんです。
これは室戸市役所のロビーに集合して、イベント前日〜当日のスケジュールを確認しているところ。市民なら自由に利用できるとは言え、小さな声での打ち合わせになります。マックもスタバもない町だからこそ、小中高生の集える場所って必要だと痛感しました。
イベントPRも自分たちでやらないと誰もやってくれません。
RKCラジオ「とさこちラジオ」の1コーナーである「市町村ガイド」に生出演して、イベント告知をしている様子。休みの日の室戸ジオパーク推進協議会の事務所にて、ラジオ出演しました。
実行委員会の定例会。これまで6回実施。準備の進捗状況を報告して、穴を埋めていきます。資料も全部高校生が準備します。
「こんなことやります!」と広く知ってもらうために、プレスリリースも作りました(高校生が)。問い合わせ先も自分たちの携帯電話にして、メディアさんからの問い合わせに対応したそうです。
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2022年08月29日(月)
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