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ユネスコ主催数学教育プロジェクトで室戸高校「数学×SDGs=効果的な防災」が優秀作品に!

2021年07月06日(火) お知らせ

 

これまで何度かジオパークのSNSや広報の記事等でお伝えしてきた、室戸高校の「数学×防災」の取り組み。室戸高校2年生はその取り組みを動画にし、ユネスコ主催の数学教育プロジェクトに応募。見事、優秀作品に選ばれました。その動画制作には室戸市防災対策課の職員の協力があったということで、防災対策課をはじめ室戸市職員の方々に取り組みの成果報告を実施しました。

 

 

生徒はキラメッセ室戸で遊んでいる時に発生する地震を想定し、キラメッセ室戸から各周辺避難所までの距離と避難までにかかる時間を計算。さらに地震後の津波の発生を考えて津波の到達時間を計算し、数学を利用した効果的な防災を研究しました。数学を使って割り出したデータをもとに実際の避難を体験。報告会では公民館などの避難所や津波避難タワーなどに避難してみて感じたことや、課題を発表しました。

 

 

 

 

「車椅子の人を補助しながらの避難を想定してやってみたが、思っていたよりも重く、支えるのが大変だった」「なぜスロープでなく階段が避難路に多いのか?」など、生徒からの感想や質問に職員も新たな気づきを得る貴重な機会となりました。ちなみに階段が多いのは、階段の方が短い距離で高さを稼げるからだそうです。これらの体験をまとめた受賞動画は、下のリンクから視聴できます。

 

室戸高校「数学×SDGs=効果的な防災」動画

 

 

 

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