イベント・ツアー・体験プログラム

空海ゆかりの地・室戸 硯文化をひらく「まがりラボ 硯・書道ワークショップ」開催

室戸でかつて土産物として販売されていた硯(個人所有)

 

弘法大師・空海が修行の地として訪れたと伝えられる室戸。

 

この地の浜にある石は、かつて硯として用いられ、書の文化を支えてきました。しかし、時代の移り変わりとともに、室戸で硯が作られていた記憶は、いまや失われつつあります。

 

本ワークショップは、空海ゆかりの地・室戸に息づいていた硯文化を、現代の体験としてひらく試みです。特別な許可のもと室戸の浜で採取された石から制作された硯を前に、その背景を知り、実際に使うことで、地域の記憶と現在を静かにつなぎます。

 

歴史・文化・人の営みが交差する一日を、室戸で体感してください。

 

応募フォームはこちら

 

特別な許可のもと実現した、唯一無二の硯

 

室戸はユネスコ世界ジオパークに認定されており、自然保護の観点から浜の石を採取することは原則として認められていません。

 

今回のワークショップで使用される硯は、特別な許可を得て室戸の浜で採取された石を用い、製硯師・青栁貴史氏によって制作されたものです。

 

同じ場所、同じ条件では二度と生まれない硯は、まさに唯一無二の存在です。その硯を前に、制作の背景を知り、実際に使うことで、室戸の自然と文化の価値をより深く体感することができます。

 

プログラム概要

 

本ワークショップは、硯の文化的背景を知る第一部と、実際に硯を用いて書に向き合う第二部の二部構成で行います。

 

知ることと体験することを通して、室戸の硯文化を多角的に感じていただく内容です。

 

第一部|硯の文化と制作について

 

— 制作者本人から聞く、硯の背景 —

第一部では、硯の歴史や文化、制作工程について、製硯師・青栁貴史氏が講話を行います。

 

今回使用する硯は、特別な許可のもと室戸の浜で採取された石から制作されたものです。

 

その硯を実際に目にしながら、空海への思いも重ねて向き合った制作の背景や、硯が持つ文化的・工芸的価値について、制作者本人から直接話を聞く時間となります。

 

第二部|室戸の石から生まれた硯で書に向き合う

 

— 書の道具とともに学ぶ時間 —

第二部では、室戸の石から制作された硯を用いた書道体験を行います。

 

講師は、室戸の地で長年書道指導に携わってきた書家・杉尾天風氏です。

 

硯だけでなく、紙や筆、書道に用いる道具についても触れながら、墨をすり、書に向き合う時間を体験していただきます。

 

書の技術だけでなく、書に関わる世界全体を感じるひとときです。

 

第一部講師 青栁貴史(あおやぎ たかし)

 

 

浅草で80 年続く書道用具専門店「宝研堂」の4 代目。

 

硯制作をはじめ、夏目漱石ゆかりの硯の修復・復刻など、硯文化の継承と発信に携わってきました。

 

本ワークショップでは、特別な許可のもと室戸の浜で採取された石から硯を制作。その硯を前に、文化的背景や制作に込めた思いについて、制作者本人が語ります。

 

青栁貴史氏のプロフィール

 

第二部講師 杉尾天風(すぎお てんぷう)

 

 

公益社団法人筆の友書道会 評議員・師範、高知県独立書人団 師範。

 

室戸の地で長年にわたり書道指導に携わり、地域に根ざした活動を続けてきた書家。

 

多くの人に書の学びを伝えながら、書を通じた文化の継承に取り組んでいます。

 

第二部では、室戸の石から制作された硯を用い、紙や筆など書道道具にも触れながら、書道を体験していただけます。

 

開催概要

 

  • イベント名:まがりラボ 「硯・書道ワークショップ」

  • 開催日:2026年3月22日(日)

  • 時間

     第一部 13:30~14:30

     第二部 14:45~16:00

  • 会場:室戸世界ジオパークセンター 2階 セミナールーム

  • 参加費:無料

  • 定員:30名(定員に達し次第、受付終了)

 

参加方法・申込について

 

本ワークショップは事前申込制です。

 

参加をご希望の方は、応募フォームよりお申し込みください。
応募フォーム

 

申込締切は2月27日(金)ですが、定員に達し次第、受付を終了する場合があります。

 

お問い合わせ先

 

室戸ジオパーク推進協議会



電話:0887-22-5161



メール:info@muroto-geo.jp



担当:柿崎・山本

 

地域文化の継承と、次代へつなぐ試み

 

本ワークショップは、空海ゆかりの地・室戸に息づいていた硯文化を、体験を通して次代へとつなぐ取り組みです。

 

地域の自然、歴史、そして人の営みが重なり合うこの機会が、室戸の文化をあらためて見つめ直すきっかけとなることを願っています。

 

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