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地質専門員が韓国で開催された国際フォーラムに参加しました

2025年10月23日(木) お知らせ

 

2025年10月16日から19日にかけて、室戸ジオパークの地質専門員が韓国のハンタンガン(Hantangang River)ユネスコ世界ジオパークで開催された国際フォーラムに参加しました。

 

→ハンタンガンユネスコ世界ジオパークHP

 

以下、室戸ジオパーク地質専門員からの報告

フォーラムのテーマは「Let’s Learn and Enjoy UNESCO Global Geoparks and Biosphere Reserves!(一緒にユネスコ世界ジオパークと生物圏保存地域を学びながら楽しもう!)」で、アジア8か国からジオパーク関係者が集まりました。

 

ハンタンガン世界ジオパークは、ユネスコ世界ジオパークであると同時にユネスコエコパーク(生物圏保存地域)にも指定されており、両者の連携による保全と地域づくりの可能性が議論されました。

 

室戸ジオパークはエコパークには指定されていませんが、国定公園として海岸景観や植生の保護が進められています。今回、地質専門員は「ジオパークと環境保全活動の関わり」をテーマに、室戸で行っている海岸清掃活動や、海ごみ問題を題材とした教育プログラムについて口頭発表を行いました。

 

また、日本国内の10地域が共同で出展したJGN(日本ジオパークネットワーク)ブースでは、室戸から「まがり博士の挑戦状 in ハンタンガン」と題して、磁石を使い「岩石を磁石にくっつく順番に並べよう」という体験型展示を実施。現地の子どもたちや各国のジオパーク関係者から好評をいただきました。

 

ジオパーク活動は、地域を越えたネットワークによって支えられています。

今回のフォーラムでは、各国の関係者と意見交換を行い、今後の連携や協働の可能性についても話し合うことができました。

 

この国際的な交流を通じて得た知見やつながりを、今後の室戸ジオパークの活動に活かしてまいります。

引き続き、室戸ジオパークの取り組みにご注目ください。

 

 

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