量よりも味で勝負。
おいしいもんを出したら、売れるんよ。

西山台地と呼ばれるこの地区に40軒あったスイカ農家も、今では5軒に減った。
育てるのに手間がかかるのと、丹誠こめても台風がくれば全滅することもあるのが、その理由だ。
「それでも一度食べたら味が忘れられないと、うちのスイカのファンは多い。
おいしいもんを出したら、売れるんよ」と語る小松弘之が吉良川町(きらがわちょう)で栽培するのは、ウリ坊のような形の“キラ坊スイカ”。
気温15℃を超えたら交配し、5月から7月が収穫期。温度管理や水遣りに気を配り、熟れ具合を確認しながら1個ずつ丁寧に丁寧に。
皮が薄く糖度13以上のブランドスイカは、「道の駅 キラメッセ室戸」でも大人気。関東や北海道からのリピーターも増えている。
「おっちゃんみたいにこだわってスイカを作るひとはいません」と言い切るのは、約30aの畑を一緒に世話する若き後継者、小松毅士。
弘之の甥っ子である。京都から父の実家のある室戸に移住し、伯父のもとで「量より質」の果物づくりを継いでゆく。
若者の人口減が目立つ室戸の地で、実に貴重な存在だ。
山側の畑ではデコポン、せとかなどの柑橘も作り、その品種や量も増えてきた。自身で値付けができて購入者の顔が見える直売の可能性は、次世代にも大きな魅力だと言う。
将来は、有機肥料を多く使う有機農園を増やしたい。仕事を終えて好きな焼酎を傾けながら、ふたりの夢もぬくぬく育ってゆく。


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