体験!発見!ジオパーク(防災編)が開催
10月7日(土)〜9日(日)まで国立青少年自然の家と室戸世界ジオパークが主催の防災プログラムが行われ、高知県内各地から17名の小学生と学生ボランティアスタッフ7名に参加いただきました!
1日目は、まず、自然の家で国土地理院の方による地図のお話や、設置している電子基準点の見学。
その後、室戸世界ジオパークセンターでは、室戸の大地と地震について、陸上局がセンター内にある地震・津波観測監視システム「DONET」の紹介などをしました。
また、新村遊歩道で地震でできた割れ目に砂が流れ込んだ砂岩岩脈やレンコンなども見学。
地震の強いパワーによってできた大地について学びました。
この日の夜からは、参加者全員が被災者となり、自然の家で避難所生活体験がスタート。電気と水はストップ。明かりは1班2つのランタンだけ。配給された少ない水と防災食、太陽が沈みだんだんと暗くなり周りが見えないという非日常の中で過ごす生活が始まりました。
室戸市が備蓄している防災食。
賞味期限が近いものを今回提供いただき、この日の夜のごはんに。
(味は3日間食べた防災食の中で、一番人気だったそうです)
避難所ではお風呂も入れず、アルミシートで暖をとって眠るという本格的な状況を体験。
2日目は、野外炊飯やテトラポット制作現場の見学、遍路道の徒歩避難体験などが行われました。
3日目は学習をまとめて発表の時間。
地震に備えてすること、避難するときに大切なことなど、子どもたちが体験を通して感じたことをうまくまとめて発表してくれ、いろいろな学びがあったようでよかったです。協力団体として室戸市防災課から発表への講評もありました。
こちらの発表内容は、室戸世界ジオパークセンター2Fフリースペースに展示中なので、ぜひ見に来てください。
子どもたちの目線での防災、減災、避難に必要なことの提案をしてくれています。
今回、一緒に活動して、「また参加したい!」「室戸ジオパークにまた来たい!」という子どもたちの声をもらえたのが嬉しかったです。
11月3日(金)~5日(日)まで、今年度最後のプログラムとして「体験!発見!ジオパーク(秋編)」が開催。室戸の海の恵みをめいっぱい満喫する内容になっています。ただいま参加者募集中です。室戸市内の子どもたちも、高知市内のこどもたちと友達になるチャンス!ぜひ、ご参加ください。
詳しくはこちら。
「体験!発見!ジオパーク(秋編)」
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