秋の気配

2011年08月09日(火)

室戸はこの数日、ぎらぎらの太陽が照りつけています。
夏真っ盛りというところです。

そんな中、稲刈りが始まっています。
刈り取り作業をしていた、おじさんの話では、
室戸では、だいたいお盆までには稲刈りが終わるそうです。
今年は春先の少雨の影響で、田植えの時期にばらつきがあったそうで、
稲刈りの時期も1週間か10日ほど遅れているそうです。

ちなみに、このおじさんが栽培しているお米、ほとんど家族や親せきで消費してしまうそうです。
はさがけをおこなっている光景も珍しく感じました。
乾燥機で機械的に乾燥させてしまう時代、太陽を浴びて乾燥したお米は、さぞかし太陽のにおい(?!)がするのでしょう~。

以前は、7人の人が沢の水を使って水稲栽培を行っていたそうです。
その当時は水利権争いがあったそうですが、みなさん高齢化でやめてしまったそうです。
現在ではたったひとり。
使いたい放題だよと笑っていました。

耕作放棄地も増えているそうで、景観対策で春先に菜の花を栽培しているそうです。
高齢化社会は景観に大きな変化をもたらしています。


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