四万十〜三波川巡検やってきました
2011年09月07日(水)
ども。柴田です。
3日〜6日の間で、四万十〜三波川帯の巡検やってきました。
四国は、地質学で言えば宝箱のような場所で、教科書にのっているような素材を沢山見る事ができます。特に、沈み込み帯で起こる現象を見るのに最適です。なので、理科教育関係者の研修や学生の勉強の場として、四国は非常に有名な場所です。
でも、その全ての方が四国に来れるわけではないようです。問題となっているのは、
①案内を誰にしてもらう?
②資料をどうつくる?
③詳しい見学場所にたどり着ける?
④宿泊はどこにする?
などなど、実は行きたいのに行きづらくなっているようです。最近、野外学習が必要と思いながらも自分の大学に野外で教えられる先生が少なくなっていることもあると聞きます。野外で学習すると、複雑なものから必要な情報を引き出し、論理的に説明したり考えたりする、「観察力」を学ぶことができます。観察力は、地質だけでなく一般社会の中でも、役立つ力です。
そこで、室戸ジオパークでは、そのようなニーズに答えようと準備を初めています。その一貫として、室戸ジオパークだけでなく高知県に広がる「沈み込み帯のことが分る」地質遺産を対象とした巡検をやってきました。
初日(3日)が台風で横浪半島に行けなくなったのですが、室戸と本山(汗見川)で非常に有意義な巡検をすることができました。参加者は、国士舘大学の学生と先生、高知大学の学生と先生です。今後、資料やしっかりと案内するためのノウハウを蓄積して、地質意外の勉強(生態系や文化)も入れて、充実させていきたいと思います。
お世話になった先生方、学生達、自然の家のスタッフの皆さん、そして汗見川の清流館の方々、どうもありがとうございました。
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