2011年11月04日（金）

アズです。
今日は、吉良川小学校（室戸市吉良川）の6年生たちの出前授業に午前中行ってきました。吉良川小学校の6年生は、理科の科目に非常に興味を持っている子供たち。しかも、地層や火山などの地球科学に興味を持っているとのことで、最近では、授業の前に予習をしてくる子もいるとのこと。
「こちらもその熱気に負けてたまるか〜！」っと強い意志のもと、出前授業を行いました。
授業中のみんなとのやりとりはとても楽しかったな〜。「室戸は昔、海だったんだよ！」というと、「え〜っ！！！」という声が。「吉良川でも、海の底でたまった砂や泥の地層を見ることができるんだよ。」というと、「知らんかった〜！！」との声も。自分のまちがどのようにしてできたのかを知ろうとしている皆の目がまぶしすぎました。
室内での授業を終え、屋外での観察のため、吉良川の東の川に向かいました。東の川の河口付近には、砂と泥の層（タービダイト層）の露頭を見ることができます。吉良川小6年生のみんなは、以前にこの岩の塊を見たことはあったみたいなのですが、地層が積み重なってできているということを知らなかった様子。皆の地層や岩石を見る目がキラキラ輝いていました。
生徒の中には、私への質問も考えてきてくれた子もいました。「吉良川には断層はあるのですか？」とか、「室戸で化石が採れる場所はありますか？」など。化石が採れる場所として、羽根の登層を教えてあげると「午後から行きたい！」と先生を困らせていました。
いやはや、皆の熱意にはやられました！！また、一緒に勉強できると良いね〜。