深層水ナス
2013年05月02日(木)
空から室戸を見ると、こんな感じです。羽田から高知空港行きの飛行機からも、右の窓側席に座っていれば、見る事ができます。不思議な景色でしょう??平らな山の上に農地があって、海から立ち上がる急な崖!
一番奥が室戸岬で、その手前が行当岬(山の上の部分は崎山台地)、西山台地、枦山台地とつづきます。これらの台地は、今から12.5万年前の旧石器時代には海面下にあって、波によって削られていました。その後、1000年で1~2メートル位の速度で大地が盛り上がったので、こんな真っ平らな地形が山になっているのです。
そこに、人々が地形を活かした農業を始めました。台地に広がる農地では、サツマイモや柑橘類、お茶、ナス、スイカ、米、センリョウなどなど様々な農産物が作られています。この不思議な景色は、自然と人とが作り出したってわけです。
国道をボ〜と走ってたらまず気がつきませんから、ぜひ室戸ジオパークのビジターセンター(キラメッセ室戸内)で情報をゲットして下さいね!
さて、では枦山台地に向かって行きましょう。ドライブインオハラから室戸岬側に少し行くと、山に上がる道路があります。そこを枦山台地のほうに登って行くと、、、
ば〜ん!こんな景色です。この日は、ちょっと曇り空だったので、写真に迫力はありませんが、台地と海と空という景色が広がるのを想像していください。
さて、今日は、この台地で深層水をかけながら育てた深層水ナスの生産者に会いにきました。5月11日〜12日に企画中の、室戸の食材100%のBBQ&生産地を巡るツアーの打ち合わせのためです。主に関東から50名の方と室戸の生産者など50名が交流しながら室戸の将来の農業や漁業について話し合います。
この方が尾崎さん。ナスの熱い思いを聞かせていただきました。(尾崎さんのblog:深層水なす日記)
ここが、尾崎さんのハウス
プリップリのナスが作られています。
深層水ナスは路地のナスが最盛期になる直前までの収穫で、まだ忙しい時期が続くそうです。都市部への出荷もされているそうなので、スーパーなどで見つけられたらぜひ食べてみてください。
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