8月のまとめ

2010年08月30日(月)

みなさま8月はいかがでしたでしょうか?

室戸ジオパークの怒濤の8月がやっと終了しました。7月末の第1回ジオパークカフェ〜地震火山こどもサマースクールで幕を開け、親善大使委嘱式、ジオとイルカの学校、世界ジオパーク国内候補地の現地審査、糸魚川でのJGN会議、第四紀学会、韓日地質学会などなど地元説明会も交えつつやっとホッとしたところです。

なんといっても、現地審査は気合いが入りました。多くの市民がジオパークのことを知っていることと、現地審査に関係した市民の多さを評価していただきました。しかしながら、それぞれの市民を繋ぐストーリーやコンテンツにまだまだ伸びしろがあること、ガイドの技術の向上ができることを指摘されました。今回は割愛しますが、審査員の方々の指摘は非常に具体的で近々の室戸ジオパークの発展のために、将来の発展の下地のために重要なことを教えていただきました。現在、審査委員宛に指摘事項をクリアするための書類を作成している段階です。

現地審査に関わったスタッフからの意見交換でも「やれなかったことを、批判したり後悔することはしないでおこう。これから新しいものを作って行くという意識で」との意見が出され「せめて自分の近くの問題は自分で知る。そしてそれを隣街の人と共有する。分りながら、面白おかしい話をしたい。」「研究者に歴史を知っているが地理を知らないと言われたことがある。地質によって”新しい”魅力が追加されたという意識で」などと活発な意見がかわされました。

また、楽しいことも多くあり、嬉しかったのはジオパークのことを知るこども達や市民の方々が増えたことです。特にこどもジオパークアドバイザーの活躍は秀逸です。今後、サマスクの感想とか、今後サマスクを活かして1ヶ月に1回集まることや、来年もプチサマスクを開催することを決めました。これからの活躍にも期待大ですね!

9月もイベント盛りだくさんです。地道な活動もあります。それと、、、14日は現地審査の結果発表!後悔しないよう、最大限のことをやります。

では、またです。

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