人間ブロックスライダーはうまくいくのか?
2013年06月13日(木)
どうもです。なんとも、雨の降らない梅雨ですね。このまま雨があまり降らないと夏の渇水が心配です。断水となかったら、深層水のお風呂に室戸市民が殺到するのでは、、、、なんて考えています。
さてさて、室戸ジオパークサマースクール2013ですよ。毎年、何か新しい実験装置を考える事を課題にしているこのサマースクール。今年は地震や津波について考える2日間です。今年も講師陣は豪華です。研究者、市の防災担当、気象台、復興のプロ、(あとできれば室戸の防災リーダー)が講師やスタッフとして参加しています。大人の事情で、なかなか難しい防災ですが、子ども達の視点から見るとどんな方法を提案してくれるのか、大人もワクワクしてしまう企画です。
今回開発された実験道具は、室戸市内はもちろん市外の小中高の防災学習にも使えるように工夫していますので、もし使いたいという方がいらっしゃれば、お問い合わせください。
その実験道具のお試しの様子をチラ見しましょう。
人間ブロックスライダーというのは、「ブロックスライダーモデル」という地震の繰り返しのメカニズムをシンプルに理解できるモデルを人間を重りにしてやってみようという実験です。詳しくは今回の講師も務める坂口先生のホームページをどうぞ。 ソリと自転車のゴムを使ってやってます。
重要なのは、ソリに乗る人間の体重、ソリの底や地面の素材、ゴムの強さ(長さも関係?)、引っ張る速さによって、
・ズルズルと動き続ける
・動いて止まって、また動いてと繰り返す
・動いて止まって、また動く時間の間隔や動くキョリが違う。
ということです。
これは、最初に土の上でやったものです。
なんだか妙にすべりが悪く、なんとなく柴田が意図的に引っ張っているようにも見え、ちょっと具合がよくありません。
つづいて、コンクリートの上でやってみると
たまたま、通りがかりの小学5年生に体験してもらいました。
地震のメカニズムはともかくとして、とにかく大興奮してくれました(動画からはちょっと伝わらないですね。)。さて、いくつかの条件が違うと動きも違ってくる点をどのように分かり易く子ども達に知ってもらうか、この辺りが重要ですね。ガンバって準備しま〜す。
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