室戸ユネスコ世界ジオパーク > ジオパークマップ > 室戸 鯨文化 鯨に感謝する文化を知る 室戸は鯨漁やマグロなどの遠洋漁業によって栄えてきました。捕るだけでなくその命を尊ぶ文化が根付いています。 ... 浮津中道寺 クジラの位牌 室戸の鯨文化は、日本の食文化の縮図です。日本では、「いただきます」と食前に言いますが、これは食物に対する感謝の現れでもあります。室戸市は捕鯨で栄えつつ、鯨を思う気持ちを大事にしてきたのです。鯨は貴重なタンパク源として捕獲しながらも、生物を尊ぶ日本人の気持ちが伝わっ... 鯨ばえ ここに鯨があがった! この浜は捕ってきた鯨をあげて解体した場所です。鯨文化を語る上で、鯨を解体した場所は外せません。鯨漁が室戸で盛んになったのには、近海に鯨が出没することと、海軍(土佐藩主の兵)の訓練のためにという2つの理由があります(土佐古式捕鯨史話・室戸市生涯学習課,2008)。貴... 室津(むろつ)港 日本最古の掘込み港を見る 室津港は地震で大地が持ち上がるたびに掘り下げると同時に掘った土砂を住宅地に上乗せしたため、水面と住宅の高さが大きく違います。周囲には商店などがならび、室戸市で最も賑やかな場所です。飲食店も多く、ジオパークの食処であり台所ですね! とに... 津照寺(しんしょうじ) 海の守りがみ 室戸市には、海の安全と大漁を祈願する神社仏閣や碑があちらこちらにあります。津照寺(しんしょうじ)は、807年に空海が開いた、四国第25番霊場。内陣にまつられている本尊の延命地蔵菩薩は、藩主山内一豊の船を救ったという話もあります。神話と現実の境界がここにあります。... 一木(いちき)神社 土木工事の名工を祀る 室津港は、江戸時代の僧、最蔵坊がつくった日本最古の掘り込み港で、その後に高知城下生まれの一木権兵衛が拡張工事をしました。室戸岬は航海の難所であり、嵐に出会った時に避難する場所がなく、港の整備が望まれていたそうです。藩は何度も整備を試みましたが、時間がかかってうまく... 菜生(なばえ)-坂本海岸 メランジュの上を歩く メランジュって何と思われるあなた!ここはマニア向けサイトと思われるでしょう。それは否定いたしません。でも、坂本海岸にはハイビスカスロードや民宿などがありますし、サイクリングには最適な気持ちの良い直線でもあります。 是非、ドライブの際に車を停めて、ご覧ください。 ... 四十寺山(しじゅうじさん) メランジュを見る 四十寺山山頂には麓の住民が守ってきた祠(ほこら)と桜の木があります。山道は山菜などの植物を観察しながら気軽に登山ができます。山頂までは約1時間かかりますが、「遍路道」という札が各所に設置されており、迷うことはありません。春には、桜の名所となります。 ... 四十寺山層 メランジュと貝化石 堆積性メランジュや貝化石を観察できます(メランジュについては「菜生-坂本海岸」を参照)。 ... «123 ① 羽根 ② 吉良川 ③ 室戸 ④ 室戸岬 ⑤ 佐喜浜 室戸の地質・地形・景観 生物 歴史・文化・暮らし @murotogeopark からのツイート 2024年03月19日(火) 室戸ジオパークだよりVol.108 2024年03月19日(火) 室戸ジオパークだよりVol.107 2023年12月25日(月) 室戸ジオパークだよりVol.106 2023年12月19日(火) 室戸ジオパークだよりVol.105